身近に死という出来事があって、それ以前にも友人のブログ記事を読んで、このところ「死」が少し気になっていました。
30代を迎える少し前に親友を事故で失って以来、私は死というものについて考えるようになりました。人間というのは意外にしぶとく生きることもあるし、案外あっけなく死んでしまうこともあります。天寿を全うされたような方の死は案外すっと受け入れてしまえるものですが、人生これからの若い人の死は受け入れがたく、いつまでも引きずるものです。おかしな話ですが彼女には会えないだけでいつかひょっこりと帰ってきそうな気が未だにしています。
平均寿命で行くと私もそろそろ折り返し地点なのかなという年齢に差し掛かり、中尊寺ゆっこさんや杉浦日向子さんが亡くなったのは年齢が近いだけに少しばかりショックな出来事でした。あと10年生きられるかどうか分からない。もしかしたら明日死んでしまうかもしれないのに、心のどこかであと30年は余裕でしょうと、人は無意識のうちに考えています。
いつか死ぬまで生きていると考えて暮らしていくのと、5年後、10年後に人生が終わると考えて生きていくのでは真剣度が変わってくるような気がしませんか。彼女の死以来、私はそう考えてあれもこれもと欲張って生きているのですが、今まで欲張りすぎた付けが回ってきたのでしょうか。黄色が似合わないといわれてばっさり捨ててしまうように、少し極端なのかもしれません。
ペースを落としつつ、真剣さを失わないように、人生を味わって楽しんで暮らしていきたいと思っています。
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